【にしのみや通信】5月は熱中症に注意。犬の熱中症は危険です!

にしのみや動物病院の院長交代から早1カ月、あっという間に過ぎた感じがします。
にしのみや動物病院では飼い主様のお役に立つため、定期的にコラムを連載していましたが、ご挨拶も兼ね、プチコラム+ご案内のにしのみや通信も月1回書いてみようかなと思います。
(続かなかったらごめんなさい)

ということで既に3分の1終わった5月ですが、なんとも今年は気温の変化が激しいですね。
暑いのか寒いのかはっきりしませんが、先日は兵庫北部ではほぼ30度になっていた場所もあったようです。
(余談ですが、朝は8℃くらいだったそうな。着るものに困りそうですね。)
こういう時、一番怖いなぁと思うのは熱中症です。

熱中症とは

熱中症はご存知のとおり、暑さのために体温の調節がうまくできなくなり、体内がアツアツになった状態です。
わんちゃんの平均体温は人間より高く、さらに体のごく一部でしか汗をかくことができないため特に注意が必要。
そして何より恐ろしいことは初期症状で気づかず病院に来た時には手遅れのケースも珍しくないことです。

熱中症にならないためには人間と基本的には同じです。

  • 暑い時間帯にお散歩にいかない。
  • 水分補給をしっかりとする。
  • わんちゃん用の保冷剤等涼しくなるアイテムの活用。

気温が低くても道路はアッツアツの時もありますので触ってみたりして気を付けてあげてくださいね。
アニコムさんが熱中症の週間予報を出しているのでそれも参考にすると良いかも。

ちなみに室内でも熱中症になることはあります。
暑くなり過ぎないようエアコン等駆使してざっくり26℃前後で過ごせるとよいと思います。
18℃でエアコンをガンガンにきかせると夏は気持ちいいですが、あんまり寒いとそれはそれで体調を崩すのでやめましょう。

また、当たり前の話ですが車内に放置するのは絶対ダメです。
JAFさんの調査ですが真夏の車の中は55℃にもなるそうで、今の時期でも十分に暑いですからね。
人間と違って勝手にドアを開けて涼しい所に移動したり、エンジンかけてエアコンつけるなんてできませんから本当に危険です。

ここまで熱中症について書いてきましたが、基本は飼い主様がしっかりわんちゃんを観察するようにしてください。
何かおかしいな?と思う事があれば動物病院にまず相談。
手遅れにならないために、特にこれからの時期はお気を付けくださいね。

にしのみや動物病院ご案内

フィラリアキャンペーンについて

狂犬病、フィラリア予防のキャンペーンは5月末までです。
蚊も出てきましたのでまだ予防を始められていない方はぜひご相談ください。

臨時休診について

6月9日(日)は臨時休診となります。
飼い主様にはご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。