犬の癌について。なぜなるの?なりやすい犬はいる?
こんにちは、にしのみや動物病院です。
動物達が健康で健やかに過ごすための啓蒙活動として、コラムなるものをはじめてみました。
初回は、人間でもおなじみ、癌についてです。
わんちゃんによくみられる重大疾病ランキング第一位が、癌、腫瘍です。
がーん、ショック!(お約束)
人と同様に高齢化とともに増加傾向です。長生きした証拠ですね。
でも、最近では若齢でも発症するケースが増えてきているんですよ。
それでは、なぜ、がんになるの?
ズバリ、はっきりしていない。
考えられるのは、食餌、ストレス、排気ガス、たばこの煙、薬などなど。
難しく言うと、遺伝、食品添加物の摂取、化学物質の暴露などですね。
この病気は、すべての犬がかかる可能性があります。
その中でも、レトリバー種であるゴールデンレトリバー、やラブラドルレトリバーはなりやすいです。
要注意です。
日ごろからどんなに注意しても、用心してもがんや腫瘍はなるときはなります。
用心や注意が無駄だと言いているわけではありません。
やっているとやっていないとでは雲泥の差です。
まず発見が遅れます。そうすると措置が遅れ、手遅れになってしまいます。
癌にならないに越したことはないが、一番大切なことは。
それは、なってしまった後の対応です。
次回は、なってしまった際の対応をご紹介します。
(筆者:獣医師 松本)